バラッツァ(BARATZA)の口コミや評判
バラッツァ(BARATZA)(ブルーマチックジャパン株式会社)
住所:〒224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台5-4-22
TEL:045-947-0800(代表)
バラッツァ(BARATZA)は、アメリカ・シアトル発のコーヒーグラインダーのブランドです。1999年創業の会社で、グラインダーに特化した戦略が功を奏し、市場では知らぬもののいない存在です。ここでは、バラッツァの特徴的で高性能なグラインダーについて解説します。
もくじ
0.1秒単位のタイマーや精密な計量技術といった高性能スケール
バラッツァは1999年、KyleAnderson(カイル・アンダーソン)が業務用コーヒーマシンメーカーから独立して会社を設立したことに始まります。初めはシアトルで家庭用のコーヒーマシンを輸入する事業をしていました。
2000年には、コーヒーマシンとともに高性能で知られるスイスからのグラインダーを輸入する事業を始めました。この時、アメリカではシアトル系コーヒーが人気で、高性能なグラインダーの需要が多くあることからバラッツァも大きく販売を伸ばしました。そのようなことから、2001年にはグラインダーの自社での開発を始め、2004年にはコーヒーマシンの販売をやめ、グラインダーに特化した事業を展開していきます。
2008年頃には、米国のコーヒーブームのうち3回目に当たる潮流のいわゆるサードウェーブの波に乗ります。これは、1990年代後半から始まり、「コーヒーの産地」「単一の品種、農園」「浅煎り」「ハンドドリップ」「直接取引」を特徴とします。
それまでコーヒーは「大量生産、大量消費」の潮流から乱暴ないい方をすれば「売れればよい」「味はどうせ大衆には分からないから安い大量生産された豆をブレンドしてごまかせばよい」という側面がありました。そのため、現在でも存在するシアトル系コーヒーの大手企業が展開するコーヒーにミルクやココア、キャラメルだけでなくさまざまなフレバーを添加したものが大変人気でした。
そんな状況では、「コーヒーの産地」や「単一品種、農園」にこだわり、それぞれの特徴を楽しむことなぞまったく考えられるものではありません。このような販売手法は、そもそもそのようなことが消費者の頭に浮かぶことのない販売システムなのです。
この状況に疑問を投げかけたのがサードウェーブの潮流なのです。サードウェーブの考え方は実にシンプルです。コーヒー本来の美味しさ、香り、楽しみ方を再発見し、生産者に敬意を払おうという大変合理的かつ食べ物を食するものとして至極真っ当な考え方です。
そのため、農産物の産地や農薬の使用歴、栽培方法、加工方法、農園の経営方針などを考えて食品や生産物を購入するように、コーヒーでもそのようなことを考えて購入するようにしようということになります。
上記の「コーヒーの産地」「単一の品種、農園」「浅煎り」「ハンドドリップ」は、生産物の特徴を最大限引き出せる方法で、時間、手間、お金がかかり「大量生産、大量消費」とは対極に位置するものです。
「直接取引」は、高品質でしっかりとしたコーヒーを生産する生産者が表に出てくるようにして、その価値を正しく評価し、正当な報酬を支払おうとういうものです。
それまでコーヒーは多国籍企業が独占し、価格の決定に非常に強力な力を行使していました。そのため農家は生産物を安く買い叩かれ、マフィアにマージンを取られ、半ば奴隷のような生活を余儀なくされていました。この現状を打開するために農家との直接取引やいわゆるフェアトレードといわれるものが叫ばれるようになりました。
上記のようなことを意識してコーヒーを楽しもうとすれば、「自分でグラインダーを購入してドリップしてみよう」「品種、農園などを表示して、その場で豆を挽いてコーヒーを楽しんでもらおう」と考えます。そこからさらに「せっかくよい豆なのだからグラインダーの質にもこだわって、最高の一杯を生み出そう」と考えるでしょう。
バラッツァのグラインダーは、微妙な豆の引き具合の違いにこだわるプロの要望に応えられるだけの技術を持っており、それは0.1秒単位のタイマーや正確無比な計量技術に現れています。
270段階の粒度設定でベストな挽き目を追求
コーヒーの挽き具合は、味や香りにダイレクトに影響するものです。バラッツァは、270段階の粒度設定ができ、他社の追随を許さない対応力を発揮しています。これにより思い通りの挽き具合を簡単に実現できます。
スピーディーに粉砕するこだわりの刃で新鮮な風味をキープ
バラッツァは、高耐久コニカル刃を使用し、無駄なく、均一に豆を粉砕します。それゆえ、ドリップしたときの雑味や風味の劣化を最小限にできます。これは、素早く、正確に粉砕することで空気に触れる時間を短くできるため、実現できるのです。
ノウハウや技術をコンパクトなボディに収めたグラインダー
グラインダーに特化した事業を展開するバラッツァは、他社の追随を許さないノウハウや技術を持っています。それをあらゆる業態で最大限発揮するためには、省スペース化も重要になります。業務用のForté-BG(フォルテBG)は、幅130mm、奥行き180mm、高さ360mmと非常にコンパクトでありながら、パワフルで正確な機能を有しています。
バラッツァの高性能なグラインダーについて解説してきました。グラインダーに特化し、グラインダーを知り尽くしているバラッツァだからこそできる高性能かつコンパクトな製品について解説してきました。プロからの信頼が厚いのも納得いただけたのではないでしょうか。グラインダーは焙煎機やコーヒーマシンとともにコーヒーの味や香りにこだわるプロには欠かせない機械です。購入時にはこちらで紹介した内容もぜひ参考にしてください。
バラッツァ(BARATZA)の口コミ評判をあつめてみました
エスプレッソに
エスプレッソマシンを購入して3ヶ月程たち、挽いた豆の事が気になってきました。豆自体今のところ手探り状態で色々なものを使ってますが豆や焙煎具合が変われば当然引き目も細かく調整出来るものが欲しくなってきました。エスプレッソマシンよりミルが大事と言う事が今頃分かってきた始末です。このミルを選んだ理由としては、予算が厳しいのは当然として細かな調整が出来ること、エスプレッソ用の刃が付いているの2点です。より高価な物は無段階調整というのが多いようですが、数字とアルファベットで書き留めておくことでフィードバック出来るというのは初心者には有り難い。それとデザインですが粉を真下に落とすという事を優先した結果だと思います。非常に掃除しやすい。私の場合ホッパーに豆を残したくないので計量してから投入しますが挽いた後との誤差が殆どありません。刃も定評のあるメーカー製ですのでコスパは非常に高いと思います。
エスプレッソマシンの重要性に気づき、ミル選びに奮闘している様子が伝わります。細かな調整機能とエスプレッソ用刃を備えたミルは、初心者にとって心強い味方となるでしょう。数字・アルファベットでの調整は記録・再現に便利で、粉の落下構造も掃除のしやすさに貢献しています。ホッパーの豆残量が少ない点もプラスポイント。定評ある刃メーカー採用でコスパの高さが伺えます。本格的なエスプレッソ抽出への第一歩として、良い選択と言えるでしょう。