家庭用エスプレッソマシンを選ぶ時のポイントは?購入前に知っておきたい着目すべき4つのポイントを紹介
家庭用のエスプレッソマシンを購入する場合、どのような点に注目して選ぶとよいのでしょうか。より美味しいエスプレッソを作るためにも、購入前に知っておきたいポイントについてまとめてみました。エスプレッソマシンを購入したいと検討している方は必見ですよ。ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
上質なエスプレッソを淹れるための「抽出圧」
上質なエスプレッソを淹れるためには、抽出圧にこだわってください。エスプレッソマシンは、細挽きしたコーヒー豆に高い圧力をかけて一気に抽出します。このとき、抽出圧が低いと、美味しいエスプレッソになりません。
では、どれくらいの圧力がかかるとよいのでしょうか。おすすめは9気圧以上です。抽出圧がしっかりあることで、コクとうまみのあるエスプレッソに仕上がります。
これは、クレマがしっかりと作られるからです。クレマは、エスプレッソの表面にできる泡ですが、香りも味も楽しめます。もし圧力の低いエスプレッソマシンを使った場合、クレマがキレイにできないため、美味しいエスプレッソにはならないのです。
カフェラテやカプチーノが作れる「ミルクフォーマー機能」
エスプレッソにはさまざまな楽しみ方があります。そのまま飲むのもよいですが、ミルクや牛乳を合わせることで、より美味しく楽しめます。エスプレッソマシンで、ミルクや牛乳を使ったレシピも楽しみたいという人は、ミルクフォーマー機能がついているものを選んでください。
ミルクフォーマー機能とは、ミルクを泡立てることができる機能です。カフェラテやカプチーノで使うミルクを泡立ててくれます。これがあることで、おしゃれなラテアートにも挑戦できるでしょう。
ミルクフォーマー機能で注意したいのは、機能が搭載されていても、パワーが不足していると美味しく作れないという点です。ミルクフォーマー機能の容量や使用方法などを事前に確認してから選びましょう。
自分好みの味わいにできる「調整機能」
自分好みにエスプレッソを作りたいという場合は、調整機能が搭載されているエスプレッソマシンを選びましょう。エスプレッソマシンの調整機能は、コーヒー豆の挽き方や濃度の調整、温度の調整などが設定できることが多いです。これらをどれくらい細かく設定できるのかによって、自分好みにどれだけ近づけることができるか変わってくるでしょう。
エスプレッソの味は、豆の産地や鮮度、焙煎具合などさまざまな要因で変わってきます。5~6段階の調整ができると、そのときの状態に合わせて調整しやすくなるのではないでしょうか。
掃除の手間がかからない「自動洗浄機能」
エスプレッソマシンに限らず、調理家電はお手入れしなければ長く使うことができません。でも、お手入れが面倒だと、そのうち使うのも面倒になってしまいますね。お手入れが苦手という人におすすめなのが、自動洗浄機能が搭載されているエスプレッソマシンです。自動的に掃除してくれるので、いつでも清潔に使うことができますよ。
エスプレッソマシンの種類は?
エスプレッソマシンには、いくつかタイプがあります。どのタイプを選ぶかでお手入れ方法や毎日の使い方も変わってくるので、種類を知っておきましょう。
簡単に作れるカプセルタイプ
カプセルタイプは、マシンがリースになっているタイプも多いです。マシン台を支払わない代わりに、毎月カプセルを購入します。カプセルには、コーヒーや紅茶、お茶などが粉末で入っていて、これをマシンにセットするだけで美味しい淹れたての味を楽しめます。カプセルをセットしてボタンを押すだけなので、忙しい朝も手軽です。
カプセルタイプの魅力は、すべて個包装されていて1回ずつ淹れやすい点です。しかし、人数が多いと、全員分淹れるのに時間がかかってしまうでしょう。
全自動タイプやセミオートタイプ
全自動タイプは、一番美味しく飲みやすいとされている状態でカプチーノが作れるようにマシンにインプットされています。ボタンを押すだけなのでとても簡単です。
セミオートタイプは、全自動よりも手間はかかりますが、自分好みのカプチーノを作りやすくなっています。手動タイプと比べると、工程は少ないので、忙しいけれどカプチーノを自分で作りたい、自分好みに仕上げたいという場合におすすめです。全自動タイプの中でも、グラインダーを搭載しているモデルを選ぶと、より美味しいカプチーノが完成します。
手動タイプ
挽いた豆をセットして自分で抽出するというのが手動タイプです。コンパクトなモデルも多いので、エスプレッソマシンの置き場所に悩んでしまうという人も利用しやすいでしょう。ただし美味しく淹れるためのコツが必要です。
家庭用のエスプレッソマシンを選ぶ方法について紹介しました。家庭用エスプレッソマシンを購入したいという人は、これらのポイントを押さえて自分に合うマシンを見つけてみてくださいね。